めんちょうになりやすい人の特徴は?めんちょうの原因はこれだった!

僕はよく、めんちょうになります。でも殆どの人がめんちょう?なにそれ?って人なので。

めんちょうになりやすい人、なりにくい人がいるのは事実です。なりにくい側の人になりたい!と思い、原因を調べてなりやすい人の特徴を調べてみましたのでご紹介します。

めんちょうの原因は?

めんちょうの本当の名は「せつ」と呼ばれます。「せつ」は体中の毛が生えている所にならどこにでも出来ます。

その「せつ」は(その節はみたいに聞こえますね。。)何で出来るかというと、殆どの場合毛穴の中に「黄色ブドウ球菌」と言われる菌が侵入し毛穴の中で毒素を出して炎症を起こします。

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この炎症を起こすと赤くなって、盛り上がって、ちょっと触るだけでも痛い!というめんちょう3大悪状態になってしまうのです。

そんな恐ろしい黄色ブドウ球菌ですが、実はそこらじゅうに当たり前にいる菌なんですね。そしてこの菌を間違って食べてしまって体の中に感染してしまうと食中毒になって熱が出たり嘔吐したりしてしまいます。食べたら食中毒、毛穴に感染したらめんちょうとなる厄介な奴です。

めんちょうになりやすい人の特徴は?

この黄色ブドウ球菌はそこらへんにいるのにもかかわらず、めんちょうになりやすい人、なりにくい人がいるのは確かです。めんちょうにならない人は一生なりませんし、めんちょうになる人は本当に2ヶ月に1回は出来るようです。

それではこの違いというのはどこから来るのでしょうか?

めんちょうになる人ならない人

めんちょうになる人は肌に黄色ブドウ球菌が吸着しやすいという特徴があります。

ではどうしてこの吸着しやすいのでしょうか。それは肌がベタベタしている。つまり、脂性肌、オイリー肌だからです。

人間は気付かないうちに手でなんども自分の顔を触っているのはご存じでしょうか?

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その数なんと50回!!

これだけの数を毎日、黄色ブドウ球菌の付いた手で触っているんです。肌がさらさらもしくは乾燥している人は手で顔を触ったとしてもそんなに沢山の菌は付きません。

しかし、オイリー肌の人は触れば触るほど、顔に黄色ブドウ球菌を塗りたくっているのと同じなんです!!

更にもう一つ。鼻をよーく観察すると健康な人の毛穴には産毛があるのだそうです。しかし、オイリー肌はこの産毛が見えない。。これは過剰な皮脂膜によって皮膚が炎症を起こしている状態なのです。

炎症を起こしている肌は普通の肌に比べて細菌に感染しやすい状態になっています。つまり、オイリー肌はめんちょうの原因である黄色ブドウ球菌が付きやすく、感染しやすい状態になっています。

これが、めんちょうになる人、ならない人の違いです。

しかし、オイリー肌は治らない

僕は中学生の頃から典型的なオイリー肌です。

  • 朝顔を洗っても昼頃には顔がギトギトしている
  • おでこの髪の毛も皮脂で濡れたようになっている
  • スマートフォンはいつも指紋が付いている
  • 鼻の下を伸ばすと脂っぽい匂いがする
  • よく脂取りシート(ギャッ〇ビーさんの青いやつ)を使うと、普通の人はちょっと色が変わるぐらいなのに僕はシート全体が濡れて透明な状態になる

どうにかしたい一心でオイリー肌の原因と言われている事は一通り調べて試してみました。

食事で対策

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脂っぽいものを食べると顔からも余計に脂が出るという説です。これを信じて「NO揚げ物」「NOポテトチップス」「NO甘い物」を誓い、更に不足すると脂漏性皮膚炎の原因となると言われているビタミンB2、B6、Cをまとめて取れるマルチビタミンを毎日摂取し続けました。

しかし、ご存じの通り効果があるようなないような劇的に良くなるという物ではありませんでした。

もっと続ければよかったのかもしれませんが、サプリ代もかかるので1ヶ月で諦めました。

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海外のニキビケア用品で対策

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ネットで ニキビケア用品と検索した時に評価が高かったビーグレンというニキビケア用品を使ってみました。

口コミではとても高評価だったのでこれでやっとオイリー肌が治るぞ!と期待していたのですが、、

結果は惨敗。。

どうしても海外で作られたニキビケア用品だったので、刺激が強かったのかニキビが余計悪化してしまいました。

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それ以外にも、腸内環境が悪いと毒素を吸収して皮脂が増えるとかいろんな説が流れていますが、結局のところネットの情報は信じられないという結論にたどり着きました。

そんな僕がオイリー肌を克服したのは

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皮膚科です。

最初からそうすればよかったのですが、皮膚の事は皮膚の専門家に相談すべきでした。。僕の通った皮膚科は日本臨床皮膚科医会にも登録されているとても有名な所で、9時から開くのに既に7時から行列が出来ています。やっと入れたと思っても、さらにそこから3時間は待つので本当に一日かかるつもりでいかなくてはいけません。

でも、結局は皮膚は皮膚の専門家に見てもらうのが本当は一番早いんですね。皮膚科の先生が教えてくれたオイリー肌(ニキビ)に効果がある方法が「マイルドピーリング」でした。

なぜマイルドピーリングが皮脂の過剰分泌に効果的なのか?

オイリー肌の人とオイリー肌でない人ではある菌の数が圧倒的に違います。そのある菌とは。。

アクネ菌です

アクネ菌はニキビの原因にもなると言われているのでご存じの方もいらっしゃると思います。アクネ菌は嫌気菌と言われ乾燥した所が大嫌いです。そのため肌の表面にいては死んでしまうので毛穴の中にいつも隠れています。

アクネ菌は隠れるだけではなく毛穴の中も乾燥しないように常に皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促進させています。

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オイリー肌の人はほぼ例外なく毛穴がつまっています。毛穴がつまっていると、毛穴の中が更にジメジメした状態になりアクネ菌の量が増えるので皮脂腺を過剰に刺激し、皮脂も過剰に分泌されてしまいます。akune3

皮脂を分泌させているのはアクネ菌であり、毛穴がつまるとアクネ菌が増殖して過剰に皮脂を分泌させてしまう。

皮膚科の先生に言わせるとニキビも皮脂の過剰分泌も原因はただ一つ。

「毛穴のつまり」

この毛穴のつまりを解消してくれるのがマイルドピーリングなんですね。マイルドピーリングは通常のピーリングよりも肌への負担が少なく済むのでひりひりしたり、乾燥しすぎてしまう事が少ないようです。

そして、その皮膚科の先生に紹介してもらったマイルドピーリング専用の洗顔料がNOV(ノブ)ACアクティブのウォッシングフォームです。

NOV(ノブ)ってなに??

 

ノブ ACアクティブ ウォッシングフォーム

このウォッシングフォーム¥2500とかなり割高(セットで化粧水と乳液を合わせると1万円を越える)ですがそれには理由がありました。NOV(ノブ)は常盤薬品工業株式会社のブランドで、臨床皮膚医学に基づいて作られている数少ない化粧品なのだそうです。

※後で調べたところ、「皮膚の科学」という医学雑誌にもしっかりと論文が掲載されていました。

参考:尋常性痙瘡患者に対する「NOV (R) ACスキンケアシリーズ」の使用経験

※尋常性痙瘡=にきび

一般的な化粧品では効果や安全性について論文での発表までは行われないそうですが(発表するためには研究費用もかかるし多くの先生の目にさらされ批判を受けるため)NOV(ノブ)ではその厳しい基準をクリアして論文を発表している分、どうしても割高になるのだそうです。

逆にドラッグストアなどに売っている洗顔料ではこのような基準で作られていないためテカリ(にきび)に効果があるといっても何の根拠もないものなんですね。どうせ試すならしっかりとした根拠のあるものをと思い、断腸の思いで諭吉の代わりにNOV(ノブ)のスキンケアセットを購入しました。

使用開始1週間後

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肌が若干乾燥し、オイリー肌が治まってきました。また赤い炎症したニキビが治まってきました。このまま継続して使ってみようと思います。

使用開始2週間後

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赤い炎症したニキビはだいぶ無くなりました。しかしニキビ跡(炎症後色素沈着したもの)に関してはあまり効果がないように感じます。ここまでひどくなる前に使っていればよかったですね。。

使用開始3週間後

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オイリー肌も炎症ニキビも落ち着き、色素沈着もだいぶ前の状態まで戻りました。肌の色も白く健康的な色に変わってきたのもマイルドピーリングの効果かもしれません。ニキビは悪化するのは一瞬ですが治療するまでは時間がかかりますね。

追記(結論)

僕の何をしても治らなかったオイリー肌、そして酷かったニキビを救ってくれたのは皮膚科の先生に教えてもらったマイルドピーリングでした。もし僕と同じようにオイリー肌やニキビで悩んでいる方がいたら、一度お近くの皮膚科を受診してみて下さい。肌の事は肌の専門家に見てもらうのが一番だって気づくはずです。

でも忙しくてなかなか皮膚科に行く暇がない!という方はマイルドピーリングが出来る化粧品を探してみて下さい。お勧めは臨床皮膚医学に基づいて作られた化粧品です。割高ですが根拠のないドラッグストアの化粧品とは信頼度が違います!

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管理人のジョーです。現在口周りニキビ、顎のニキビが治らない事に悩まされています。このブログはニキビを絶対に治すと決断した31歳男の89日間の記録です。

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