ニキビとは少し話題がそれてしまうのですが、今回は毛穴の黒ずみについて考えてみたいと思います。
僕も脂性肌という事もあり小鼻やいたるところで毛穴の黒ずみが目立っています。これってすごく気になってしまうんですよね。
特に僕が思春期だったころ(思春期という響きを使ってみたかった)どうしてもこの黒ずみが気になってしまって毛穴パックにはまってしまった事がありました。これめっちゃ取れた時に気持ちいいんですよね。見てみるとうわって思うんですけど、沢山取れた時の爽快感といったら病みつきになってしまいます。
毛穴パックをした日は毛穴の所がぽっかり穴が開いたようになっていて毛穴が小さくなる、というよりも、本当に穴が開いたという感じで取った時の爽快感とは裏腹に毛穴自体は小さくなったりすることは特になかった記憶があります。
でもこの毛穴パックって毛穴が広がるから使っちゃだめ!と言われたり、使った後に冷水で冷やせばOKというように言われたりで実際使っていいものなのか、悪いものなのか分からないし、悪いものだとしてもどうして良くないのかというのが納得できる説明を探す事が出来ませんでした。なので今回はなぜ毛穴パックは良くないのかを自分なりに考察してみたいと思います。
毛穴の仕組みを理解すると、毛穴パックはヤバいことが分かる
みなさんは毛穴の仕組みって分かりますか?毛穴はただの穴ではなくて皮膚がくぼんで出来たへこみなんです。
この一番濃い色の所が表皮になっていて毛穴の中にも続いているんですねー。毛穴のつまりはこの表皮が厚くなる事で起きます。
この茶色い所が表皮が厚くなった所です。なぜ色が変わっているかというと表皮の一番上は角質細胞という細胞で出来てるのですが、それが古くなると垢となって剥がれ落ちるのですがこの色が変わった所は皮脂と混ざってそれが酸化された結果、紫外線で日焼けしたと思ってもらえたらいいと思います。
普通日焼けしたら皮がむけて垢になりますが、ここの表皮は構造上、はがれおちにくいんですね。これが黒ずみの正体です。つまり黒ずみは表皮の一部がピンポイントに日焼けした所と言ってもいいですね。
この日焼けした皮膚に毛穴パックをすると、垢と同じように引っ張られて取れます。実際はこの黒ずみだけでなく、他の皮膚の表皮の垢も毛穴パックで剥がされています。
そこで皮膚を無理やり剥がされた所がピンク色になっていますね。この部分は本来は正常な角質細胞があった所だったはずなのですが無理やり剥がされた状態になります。すると体は傷たついた!と判断してそこの部分をより厚くしようと角化がより進行します。これは足の皮膚を考えてみると分かりやすいです。
足の皮膚は常に刺激にさらされているので体が守ろうとした結果、角質が分厚くなっています。これと同じように刺激を受けた毛穴周りの皮膚はより厚い、固い表皮を作ろうとしてしまうでしょう。すると毛穴パックをする前よりも更に強固に毛穴がつまっていくという悪循環が生まれてしまいます。
毛穴を小さくするんだからいいんじゃないか?と思うかもしれませんが固い表皮なので毛穴が詰まってしまうんですね。足の皮のような皮膚が毛穴を塞いでしまう事になってしまいます。この黒ずみが出来てしまう仕組みが分かるとどんな対応をすればいいのかが分かってきました。
刺激を与えない
よくゴシゴシ顔を洗ってはいけない、一日に何度も洗ってはいけない、スクラブなどの刺激がある洗顔はしてはいけない、顔を手であまり触ってはいけない。というような事が言われていますが、これ全部刺激を与えないという事に繋がっています。
刺激を与えれば与える程、肌を固く、強くしよううという足の皮理論が働いてしまうので、本気で毛穴の黒ずみをなんとかしたいと思っているなら毛穴パックなんて言語道断という事が分かりますね。
皮膚を柔らかくする正常な厚さにする
お風呂で洗顔した後に毛穴の状態をみてみると、黒ずみが薄くなっていると思ったことありませんか?でもしばらくするといつもの黒ずみに戻ります。これは黒ずみになっている表皮自体がふやけて色が薄くなっているのもありますが、周りの正常な表皮もふやけてやわらかくなったことで、ふっくらとして毛穴を目立たなくしているためです。そのため皮膚を柔らかくする事が大事だという事がわかります。
柔らかい皮膚というのは水分を含んでいるので保湿がとても大事と言われるのはこの事だったのだなーと思います。また表皮の厚さも毛穴の黒ずみがある人は私も含めて厚くなっています。このためにうまく皮脂を排出できずに毛穴がつまります。この毛穴の厚さも正常な厚さにしていく必要があります。
じゃあどうするのか?
刺激を与えないというのは日常生活で気を付けていくしかないと思いますが、皮膚を柔らかく正常な厚さにするというのは難しいですよね。そこで僕が今期待を寄せているのはNOV(ノブ)です。このNOV(ノブ)は皮膚の保湿に効果があります。つまり今の僕の肌は皮膚が厚く固くなってしまっていると考えられます。
NOV(ノブ)はこの硬くなってしまった皮膚をもっちりと柔らかくしてくれます。毛穴パックなどでは急な刺激によって皮膚が反応しより厚くしようとしますが、NOV(ノブ)はやさしく保護します。理屈はこんな感じなのですが、気になるのは本当に効くのか?あとどれくらいで効果がでるのかという事ですね。
これはいろんなサイトを見てみましたがちゃんと経過を記録している所は見つけられなかったので自分が実験台になってこのチャレンジの中で写真と共に経過を報告していけたらと思います。まだ黒か白かは分かりませんがもし白ならこのサイトを見てくれている人におすすめしたいです。
今日のニキビ
皮膚科でつぶしてもらっためんちょうの後がかなーりずっと残っています。以前も鼻の頭に出来たのですが、その時はすぐに色が落ち着いた記憶があります。顎の方が新陳代謝が悪いのでしょうか?今週土曜日にまた皮膚科に行ってこようと思います。