ニキビ発生のメカニズム。wikipediaによるとこんな感じで書かれています。
なお、ニキビのできるメカニズムは完全には解明されていない。
いろんなニキビに関する化粧品やサプリ、お茶などが販売されていてそれぞれのサイトにニキビの原因はあーだこーだ書いてあるけど、説明もサイトによって違うし、色々見ていると何が正しいのか分からなくなってしまう事があります。
結果として、みんなが使っている商品(つまり広告にお金をかけている商品)がいいんだろうと思ってニキビ用品ジャーニーの旅に出てしまう事になります。
これもそれもちゃんとしたニキビ発生のメカニズムを理解していないからだと思うんですね。正しい知識があれば、これは効果が無いな。これは効果があるけど時間がかかりそうだななどという自分の中でのニキビ治療に関する判断が出来るようになってきます。
今回は皮膚科の先生向けのサイトで、たぶん現段階で最も正しいだろうと思われるニキビ発生のメカニズムが載っている動画を発見したのでこれで正しい知識をつけておきたいと思います。
参考サイト:http://www.differin.jp/doctor/acne_movie.html
尋常性ざ瘡とはニキビの正式名称です。動画を要約するとまず男性ホルモンが毛穴の皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を増加させます。すると表皮角化細胞(肌の一番表の部分)が分厚くなってきて毛穴を狭めて、皮脂の分泌は多いのに出ていく場所がなくなるために毛穴のなかでに溜まっていきます。そして酸素が嫌いで皮脂が大好きなアクネ菌が毛穴の中で大量に発生し始め小さなふくらみが発生します。この状態が白ニキビ(またの名を閉鎖面皰)です。
その後、更に表皮角化細胞が厚くなってくると毛穴を押し広げはじめます。そしてこの毛穴を押し広げた表皮角化細胞が酸化して黒くなったものが黒ニキビ(またの名を開放面皰)であり鼻の黒ずみの正体になります。またこの白ニキビは黒ニキビにならずに赤ニキビ(またの名を丘疹)になる事もあります。
それはアクネ菌が繁殖した結果、好中球といわれる免疫細胞を呼び寄せ、炎症を起こす事で引き起こされます。そして、そのまま放置してると毛穴の中の内容物(皮脂とアクネ菌)が毛穴を破って皮膚の奥の方に流れ出てしまいます。
そうするとより一層この好中球が呼び寄せられ炎症が進み、戦った後の好中球や死んだアクネ菌が膿になって黄ニキビ(またの名を膿疱)になります。この状態では毛穴の奥で穴が開いてしまっている状態なので修復に時間がかかってしまいます。
動画を見て思った事
ニキビ発生に関するメカニズムを理解する事が出来た。このディフェリンを使ってニキビの原因である表皮角化細胞の生成を抑え角栓を出来なくする事で中の皮脂を外に出してニキビを改善するという事も理解が出来た。
西洋医学はすごいと思うと同時に、内側からの原因である男性ホルモンの亢進による皮脂分泌過多についてはやはり西洋医学では今のところ打つ手が無さそうという事も分かった。このチャレンジの方針である外側からの治療は西洋医学に、内側からの治療は東洋医学で行う事でニキビが出来ない体質を作っていこうと改めて思った。
今日のニキビ
だいぶ髭が伸びてきて、ニキビの状態が見ずらくなっていますね。。明日くらいにおひげを剃ろうと思います。