このブログでは東洋の観点と西洋の観点の両方からニキビの治療のアプローチを試しています。でもそもそも東洋と西洋って何が違うのでしょうか?ここでは自分が考える東洋と西洋の違いを述べてみたいと思います。
東洋医学ってなに?
だいたいの人は東洋医学と聞くとツボや漢方をイメージすると思います。このツボは胃に効くツボです。とかこの漢方薬はニキビに効きますとか。でもその理由を調べてみても良く分からない事が多いんですね。で僕の考えとしては東洋医学というのは統計学なのだと思っています。
例えばお腹が痛いという人に対してここを押したら100人中85人くらい症状が改善された!とかこの草を煎じて飲んでもらったら7割の人が良くなったとかとか。要はうちのおばあちゃんもここ押したら良くなったからあなたもここ押してみなさいよ。みたな。東洋医学は中国のながーい歴史の中で理由はともかく健康に良い事を色々試していくうちに症状が良くなる事が次の世代に受け継がれていって、4000年分の統計の結果が今ツボだったり漢方とう形で受け継がれていると思うんです。
胃腸が悪いと口周りにニキビが出来るというのも昔からの統計学の結果と考えればしっくりくると思うんですね。そう考えるとすごい学問なんだなぁと改めて感じます。
西洋医学ってなに?
よく東洋医学と対比されて使われるのが西洋医学です。西洋医学に関しては私の考えでは原因から結果を考える学問です。東洋医学はこの逆で結果(このツボを押したら良くなった)という事の積み重ねの統計学ですのでアプローチが全く逆なんですね。
例えば毛穴が詰まってそこに最近が繁殖する(原因)からニキビができる(結果)。この原因である毛穴のつまりや菌が繁殖する事を防ぐ事が西洋医学なんだと思います。
東洋医学と西洋医学はどっちがいいのか?
個人的な考えですが、両方必要だと思っています。西洋医学にはまだまだ解明できていない事が沢山あります。例えばなぜ人はガンになるのか?治療法が見つかっていない病気も沢山ありますし、人間はなぜ眠るのかという事さえもまだちゃんと解明されていないんですね。
でも東洋医学では理由は分からないけど治っちゃったりする事があります。たぶん西洋医学でもまだ解明できていない事が東洋医学の4000年の統計の中には隠されているのだと思います。なので原因がはっきりしている事は西洋医学に任せればいいし、原因の良く分からない事は東洋医学を信じてみればいいのです。
両方いいところ取りですね。僕が胃カメラを飲んで慢性胃炎と診断を受けた時に先生に慢性胃炎はニキビに関係がありますか?と聞いた所、直接は関係ない!と断言されました。でも実際に暴飲暴食をしたり、胃腸が悪い人に口周りニキビ、顎ニキビが多い事もいろんなアンケートや統計を見ても分かる事です。
つまり西洋医学では胃腸とニキビの関係をまだ解明できていないんだと思います。なのでこのサイトでは胃腸を強化する東洋医学的なアプローチとスキンケアをして毛穴の詰まりや肌のコンディションを整える西洋学的なアプローチと両方からニキビを治すチャレンジをしてきます。
今日のニキビ
なんか巨大なニキビが出てきそうな予感があります。左顎(写真で見ると右あご)に水面下、皮膚の下で大きな腫れというか塊のようなものが触診できます。
なんというか顔の輪郭が変わってしまうようなニキビって本当に本当にいやですね。。そのまま外に出ることなく吸収されてなくなっていってくれればいいのですがこれが治らないと思うと鬱です。。また昨日からスキンケア開始しました。
まだ変化は全然見られませんがいつも鼻の下を伸ばして臭いを嗅ぐと臭かったのが、ちゃんとスキンケアしたところに臭わないようになりました。きっと今の自分の肌は今まで何も手入れをしなかった皮膚の状態が重なった状況なんでしょうね。
胃と同じように肌もちゃんと労わってあげないといけないという意識が芽生えてきました。まだきっと遅くない!という事をこのチャレンジで証明してみたいと思います。